【アパート経営】システムキッチンのメリット・デメリット

2024.02.26

 

現代は、個人が不動産を所有する時代であり、マンション・アパート経営は収益化のメインステージになりつつあります。

その中で最も手軽に作れるのがマンション・アパート経営です。

築年数が古いマンション・アパートをリノベーションし管理していくことで、誰でもマンション・アパート経営をすることができます。

しかし、実際に維持するとなると、そう簡単ではありません。
アパート経営を始めても

  • ・せっかく所有したのに借りられない
  • ・入居者が決まっても継続しない
  • ・良い場所なのに、イマイチ反応が弱い

そんな悩みを抱えているマンション・アパートオーナーさんも多いですね。

原因は明白です。入居率が悪い貸物件は、得てして「キッチンが古い」という弱点があるのです。

キッチンとは、生活のメイン部分です。

古いアパートではコンロが据え置き型の昔ながらのキッチンで、その分家賃が安い場合もありますが、コンロは自分で用意する必要があります。

また、掃除が面倒だったり、スペースが確保できなかったりとデメリットもあります。

アパートオーナーの方はここでご自身の物件の魅力をしっかり住居者に焼き付けることができれば、家族の方や料理が好きな一定数の方が継続して住んでくれます。システムキッチンこそ、入居率の勝負の分かれ道と言っても過言ではありません。

システムキッチンはシンク・調理台・コンロ・収納棚などが一体となっているため、料理をするときの動線に無駄がないのが特徴で、掃除などお手入れも簡単です。

また、機能性やデザイン性に優れたさまざまなタイプがあります。

一方で、家賃のことを考えるとそもそもシステムキッチンが必要なのかどうか、迷うこともあるでしょう。

そこで今回は、実際に「システムキッチンのメリット・デメリット」などを解説します。
システムキッチンの導入には多くの利点がありますが、同時に考慮すべきデメリットも存在します。
まずはデメリットについて知っておきましょう。

システムキッチンの3つデメリット

1. コストの増加

システムキッチンの導入には、従来のキッチンよりも高いコストがかかる場合があります。
特に、高品質な素材やデザインを選択すると、追加の費用が必要になりますので予算を決めた上でメーカー選びと業者との打ち合わせをしていきましょう。

2. 既存設備の取り外し

システムキッチンの導入に伴い、既存のキッチン設備やカウンターなどを取り外す必要があります。
これにより、解体作業や廃棄物の処理に関連するコストや手間が発生します。

3. 修理や交換の難しさ

システムキッチンは一体型の構造を持っているため、一部の部品が故障した場合や交換が必要な場合、修理や交換が難しいことがあります。
これにより、修理費用や交換費用が高額になる可能性があります。

システムキッチンの3つメリット

1. スペースの有効活用と収納性の向上

具体的な例として、従来のキッチンは限られたスペースを最大限に活用することが難しい場合があります。

壁面にキャビネットを設置していると、奥行きの浅いキャビネットでは大きな調理器具や食器類が収納できず、使い勝手が悪いことがあるでしょう。

一方、システムキッチンはモジュール式のデザインを採用しており、引き出し式の収納や可動式の棚など、スペースを最大限に活用する工夫がされています。

これにより、アパートの小さなキッチンでも収納スペースを効果的に使うことができます。

例えば、調理器具や食材、キッチン雑貨などを整理整頓しやすくなり、入居者が快適に料理を行うことができます。

2. デザインの魅力と入居者の満足度向上

従来のキッチンは、時代の変化や入居者のニーズに合わない古くて使い勝手の悪いデザインが指摘されることがあります。

例えば、アパートのキッチンが狭く暗い印象を与える場合や、古臭いデザインで住み心地が悪いと感じる入居者がいるかもしれません。

一方、システムキッチンは多様なデザインがあり、アパートのインテリアに合わせて選択できます。

スタイリッシュなデザインや機能性の高いキッチンは、入居者にとって魅力的な居住空間を提供することができます。
その結果、入居者の満足度が向上し、長期的な入居者の確保につながります。

3. メンテナンスの容易さとコスト削減効果

従来のキッチンは、壁掛けキャビネットやカウンターの裏側など、掃除が難しい箇所が多くあります。

これにより、キッチンの衛生状態が悪化し、入居者からの苦情や健康上の懸念が生じる可能性があります。

一方、システムキッチンはメンテナンスが比較的容易です。

部品ごとに取り外しができるため、清掃や修理が簡単に行えます。

特に、高品質な材料を使用したシステムキッチンは耐久性が高く、長期間にわたって美しさと機能性を保ちます。これにより、キッチンの維持管理コストが削減され、アパートオーナーの経済的負担が軽減されることが期待できます。

築年数が古くてもリノベーションするだけで入居率のアップだけでなく賃貸料金の底上げも可能です。


まとめ

古いキッチンを使用することで、スペースの有効活用が難しくなり、デザインの魅力や入居者の満足度が低下し、メンテナンスコストが増加する可能性があります。

そのため、システムキッチンの導入を検討することで、これらの問題を解決し、より良い居住環境を提供できる可能性があるでしょう。

築年数が古いアパートやマンションには対処が難しいものもあります。
その場合は、早めに専門業者へご相談するようにしましょう。

外見は古くてもキッチンを快適にするだけ内覧のイメージがグッと良くなります。

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